パワースポットの島
青島は宮崎県にある、周囲が1.5キロほどの小さな島で、パワースポットの島として知られています。
青島眺望
訪問したのは4月末。
午前中から降り始めた雨が止んでくれたのは嬉しかったけど、生憎の曇天模様。
晴れた日はこんなに綺麗です↓ 晴れてる日に来たかった!!!
小さな青島ですが、宮崎を代表する観光地のひとつ。
年間90万人もの観光客が訪れます。
鬼の洗濯岩
島の周りを取り囲むのは、とても奇妙な形をした岩。
高知県の竜串海岸を思い起こすような、不思議な光景です。
洗濯板とは、洗濯機がなかった頃に使われていた、凸凹が並んだ板のことですが
この奇岩群、遠目で見ると確かに洗濯板のよう!
「鬼の洗濯板」と呼ばれているのにも納得。
全国に「洗濯板」と呼ばれている場所は数あれど、ぐるりと島を囲むくらいに広い範囲なのはとても珍しいです。
砂岩と泥岩が積み重なった地層が、長い時間をかけ波に侵食されて、今のような形になったんだとか。
写真じゃ全く伝わりませんが、とても不思議な光景でドローンが欲しくなりました。
海に浮かぶ神社、青島神社
青島の中心部には青島神社があります。
鳥居の写真を撮っていたら、大きなサギが私のすぐそばに大きめなフンを落としていきました。
あぶない、危ない。
神話で有名な宮崎県ですが、ここ青島は古事記でも有名な海幸山幸兄弟の遊び場だったと伝わっています。
青島神社に祀られているのは、山幸彦と、綿津見大神の娘 豊玉姫という神様です。
2人が仲良く暮らしたという伝説にあやかって、縁結びのパワースポットとして人気の青島神社は、たくさんの種類のおみくじや、縁結びグッズが置かれていました。
本殿よりも奥にある元宮へ続く道は、まるでジャングルのよう。
「ハワイに似ている」とも言われる宮崎県。
まるで日本じゃないような、不思議な感覚です。
ここ青島は 黒潮から分かれた南からの海流と、黒潮が四国にあたって戻ってきた北からの海流がぶつかる場所。
鬼の洗濯岩の上に白い砂が堆積し、ビロウ(ヤシ)の木などが生い茂って南国のような光景を作り出しています。
島の中心部には「お皿を投げ入れると願いが叶う」という投瓮所がありました。
神様がいる場所にモノを投げても大丈夫なのかな?笑
巨人軍がキャンプをしていることもあり、読売ジャイアンツの聖地とも呼ばれています。
選手や監督の絵馬が展示されていて、ファンの方にはたまりませんね。
駐車場
近隣には有料の駐車場がありますが、奥へ進むと無料の駐車場があります。
青島参道南広場駐車場からは徒歩10分くらいで青島へ行けますので、オススメ!
宮交ボタニックガーデン青島
青島参道南広場駐車場から青島へ行く間に、宮交ボタニックガーデン青島があります。
入園無料で南国気分を味わえるので、時間があるならゆっくり見るのもオススメです。
まとめ
ボタニックガーデンを散策したり、奇岩をバックに映えるような写真を撮ったり、青島神社をお参りしたり、見所は結構あるので1時間くらいは余裕で遊べると思います。
満潮だと、鬼の洗濯板の迫力が伝わらないので、干潮時間を調べてから訪問するのを強くお勧めします!
青島 詳細
〒889-2162 宮崎県宮崎市青島2丁目13
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