愛媛県を代表する観光地、道後温泉。
約3000年の歴史があると言われていますが、2020年現在、大衆浴場として営業しながら改修工事の真っ只中です。
そんな貴重な改修工事中の道後温泉を、見学する機会がありました。
手塚治虫氏の火の鳥
現在の外観はラッピングアートがほどこされており、イメージしている道後温泉とは全く姿が違います。
マンガやアニメのパイオニア、手塚治虫氏の火の鳥が大きく描かれています。
生と死の象徴とも言われる火の鳥。
7年の改修工事のシンボルには、ぴったりですね。
通常の入口は閉じられていて、なんだか変な気分!
南棟1階 女湯
まず案内されたのは、通常は女湯として使われているこの場所。
こちらはほぼ工事が終わっている段階でした。タイルもピカピカ。
上記写真の、手前に置かれている人形はお湯の吹き出し口。
元栓は下記のような感じになっていて、ここに上記の人形を置くと本来の姿に。
天井もピカピカで、とても綺麗。
2階 休憩室
次に案内されたのは通常、休憩室として使われている場所。
修復前の壁はこんな↓感じ。
左官職人さんが、軽やかに壁を塗っておりました。
左の方は女性の職人さん。かっこいい!!
最近は女性の職人さんも増えていると聞いたことはありましたが、この方職人歴3年目で、昨年の左官職人のコンテストで優勝された実力者だとか!
硬いはずの漆喰を生クリームのように鮮やかに扱っていて、見ていてとても気持ちよかったです。
続いて案内されたのはこちら。
屋根の改修工事をしています。
道後温泉の緑色の屋根だと思っていたものは、実は銅板。
張りたての銅板はキラキラと美しく、発行されたばかりの10円玉のよう。
手が届きそうな距離に広がるキラキラの銅板屋根はとても綺麗で、思わず「うわー!!」と声が出てしまいました。
上を見上げると、鉄筋越しに火の鳥の羽が透けて見えてとても綺麗。
約1時間の見学でしたが、楽しくてあっという間でした。
普段なかなか入れない現場を間近で見学することができて、近いうちに必ず入浴しようと心に決めました。
(追記↓)
令和4年4月に入浴してきました!
コロナ禍で人数制限もされおり、外国人観光客も少なくて、お風呂も綺麗で快適そのもの!!
贅沢な時間を楽しみました。
まとめ
道後温泉は愛媛を代表する観光地だけあって、「道後REBORNプロジェクト」として色々なキャンペーンを展開しています。
道後温泉改修工事中ですが、人数制限をした上で営業しています。
ゆっくり入れる今はチャンスかもしれません。
コメント