ゴールデンカムイファンの聖地のひとつ、苫小牧市美術博物館へ行ってきました。
苫小牧市美術博物館は出光カルチャーパークという、図書館や体育館などがある公園の一角にあります。
無料の駐車場もあるので車旅には助かりますね。
観覧料300円
館内は撮影禁止ですが、申請すれば撮影許可をいただけます。
撮影希望の方は受付で入館料を支払う際に、許可申請を忘れずに!
入館料を支払うと、大きなマンモス像がお出迎え。
1階には苫小牧の自然と美術の展示。
前日に訪れたウトナイ湖の展示もあって、なかなか見応えがあります。
2階は歴史とアイヌの展示です。
その一角にある野田先生のサイン色紙と平太師匠の煙草入れ!
カラーの色紙はとても美しいです!キロちゃんかっこいいよ!!
小さく描かれたアシリパさんもとっても可愛いです。白石スタンプ欲しいな。
そしてお茶目な熊が綺麗に彫られた煙草入れ。
そうです!平太師匠が持っているあの煙草入れです!!
他にも可愛いデザインの煙草入れがありましたので、ぜひ展示室の引き出しを開けてみてください。
アイヌの衣装もたくさんあって、すごくオシャレ!
民族文様好きにはたまりません!
ゴールデンカムイ22巻に登場したスルクオプ(矢毒入れ)も展示されていて、中には毒が残っている状態!
苫小牧はスケートやアイスホッケーが盛んな街ということで、ゲロリの展示もありました。
怪人オベンチョ(ゴールデンカムイ18巻参照)を思い出してニヤリ。
企画展「アイヌ刀―エムㇱ・タンネㇷ゚イコㇿ・タクネㇷ゚イコㇿ―」
企画展ではアイヌ刀がたくさん展示されていました。
アイヌ刀は戦うための武器ではなかったそうで、
「エムㇱ」は儀礼の際に魔よけとして使われたり、死者とともに埋葬されていたもので、
「タンネㇷ゚イコㇿ」は「長い宝刀」、「タクネㇷ゚イコㇿ」は「短い宝刀」という意味で、主に飾りとして使われていたものなんだとか。
日本刀に形が似ているなぁと思ったらそれもそのはず。
松前藩からの交易で入手したものに、柄や鞘の部分にアイヌ文様の装飾が施されたものなんだそう。
とはいえ、やけに刀身が錆びててペラペラでオモチャみたい。
ペラペラに見えたのは松前藩が刀身を潰すなど、武器として使えないように加工してからアイヌに渡していたのが原因でした。
サビに関しては「錆びている方が魔除け効果が高まる」という考えがあったそうで、
刀=切れ味命と思っていたので衝撃的でした。
日本刀の鍔をアクセサリーとして使ったりもしていたそうで、さすがアイヌはオシャレだなと感心。
苫小牧市サンガーデン
ちなみに出光カルチャーパークには無料で入れる温室があります。
温室内は暖かく、南の方の草木も元気に育ってました。
アーモンドの実を初めて見ました。思ったより大きくてびっくり。
小さいけどのんびりできるので、お時間ある方は是非。
温室の隣は図書館になっていて、「可愛い缶」の展示をしていました。
可愛い形の缶に並んで、私の目を引いたのは「なにわちょろけん」の缶。
25巻248話でアシリパさんがコスプレしてたやつ!!
まとめ
ゴールデンカムイ22巻を読み返してからの訪問をオススメします!
平日の午前中の訪問だったため、私以外のお客さんはおらず、とってもゆっくり見学することができました。
展示が結構面白くて隅から隅までじっくり見たので、気がつけば2時間も経ってました。
これで300円は安い!
美術博物館は受付で撮影申請してから、展示を見学した方が行ったり来たりしなくていいので楽です。
平太師匠とアシリパさんの余韻に触れられた気がして、とても素敵な場所でした。
苫小牧市美術博物館 詳細
多くの反響をいただいております #ゴールデンカムイ に関するツイートについて、見やすいようツリーにまとめます。
HPにも情報をまとめてありますので、ご参考になれば幸いです。https://t.co/JLiTMtovFl※煙草入れは現在展示ケースに移動しています#苫小牧 https://t.co/ugg76fKOUC
— 苫小牧市美術博物館【公式】 (@tomakomai_amyu) June 24, 2021
〒053-0011 北海道苫小牧市末広町3丁目9−7
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