「塩だけで作る、本気のベーコンがあるらしい」
そんな噂を聞いて向かったのが、鳥取県・大山の自然に囲まれた 大山あけまの森 ベーコン小舎 Cabaña de Tocino(カバーニャ・デ・トシーノ) です。
Cabaña de Tocino――スペイン語で意味するのは、「ベーコンの小屋」。
その名の通り、ここは燻製好きの心をがっちり掴んで離さない、手作り燻製専門店でした。
Cabaña de Tocino:ベーコンの小屋
鳥取の大山をドライブしていると、突然現れる小さなログハウス風の小屋。
それが大山あけまの森 ベーコン小舎 Cabaña de Tocinoです。
森の緑に囲まれた静かな場所で、店主さんが一人で丁寧にベーコンやスモークチーズなどを製造しています。
一般的なベーコンの原材料表示を見ると、水あめ、リン酸塩、発色剤などがずらり。
ところが、こちらのベーコンは驚くほどシンプル。
・デンマーク産の豚肉
・ボリビア産の塩
以上。
余計なものは一切加えず、豚肉本来の旨みを引き出すため、やさしい煙でじっくり燻されています。
まさかの試食サービスにテンション爆上がり
お店の扉を開けると、穏やかな雰囲気の店主さんが
「初めての方は、よかったら試食をどうぞ」と一言。
……え、試食!?
その場で薄くスライスしたベーコンを軽く焼いてくれて、立ち上る香ばしい香り。
口に入れた瞬間、
✔ 塩のやさしい旨み
✔ 豚肉の自然な甘さ
✔ 表面の軽いカリッと感と、中のジューシーさ
が一気に広がります。
「なにこれ、美味しい……!」
ベーコンというより、「上質な肉料理」に近い感覚。
スーパーで買うベーコンとは、完全に別物です。
スモークチーズやスモークチキンも、燻製香はとても穏やか。
思わず「ワイン欲しいな…」とつぶやいてしまう味わいでした。
この日のラインナップ
商品はすべて店主さんの手作りなので、訪れるタイミングによって内容は変わります。
この日は、作りたてという
ヤングコーン と ウズラのたまご がそれぞれ250円で並んでいました。
ベーコン|まずは看板メニューから
「脂が均等に入っている方が美味しいですよ」と店主さん。
おすすめ通り、脂身がきれいに入ったベーコンを選択。

約5ミリ厚にカットして、表面だけ軽く焼いていただきます。

口の中で脂がすっと溶け、旨みがじわ〜っと広がる。
外をカリッと焼いても美味しいので、焼き加減を変えて楽しむのもおすすめです。
燻製香が主張しすぎないからこそ、素材の味がとても上品。
これは確実にワインが進むやつ。
塩だけスモークチキン|しっとり素材を楽しめます
原材料は驚くほどシンプル。
大山町産の鶏むね肉と、ボリビア産の岩塩のみ。
「大きめのブロックをカットしたものの方が、しっとりしてますよ」
店主さんのその一言で、迷わず大きめサイズをチョイス。
こういう何気ないアドバイスが聞けるのも、直売ならではの楽しさです。

解凍後、食べやすくスライスしていただきます。
しっとりしていて、優しい燻製の香りがとてもいい!
試しに両面をさっと焼くと、香りは少し飛ぶけど、肉感が増します。
どっちも美味しいけど、薫香が広がりしっとり食感の焼かない方が個人的にオススメです。
お酒にも合うけど、サンドイッチなんかにしても最高!
万葉牛の燻製|ごはんが止まらない、贅沢すぎる一品
鳥取のブランド和牛 「万葉牛」。
そのリブロースを贅沢に燻製にしたのが、こちらの一品です。
原材料はとてもシンプル。
鳥取県産の万葉牛と、ボリビア産の岩塩のみ。
余計な味付けは一切なし。素材の力で勝負する、あけまの森らしい潔さです。
オレイン酸含有量55%以上という、脂の質の良さが特徴。
見た目からして、もう分かる。
「これは絶対うまいやつ」。

解凍して、軽く温度を戻した万葉牛の燻製を、炊きたて・ほかほかの白ごはんの上へオン。
……はい、優勝。
燻製の香りがふわっと立ち上がり、
噛んだ瞬間、和牛の脂がじゅわっと溶け出します。
これはもう、「燻製」というより ごちそう肉。
正直に言います。
かなり脂、乗ってます。
もともと胃が強いほうではないうえに、ちょっと暴飲暴食気味だったこともあり、
食べ終わる頃には「……あ、これは贅沢すぎたかも」と思うほど。
でも、それが悪い意味じゃない。
「たくさんは食べられないけど、少しで満足できる、本物の旨さ」
そんなタイプの燻製です。
白ごはんはもちろん、赤ワインやウイスキーと合わせても絶対うまい。
毎日食べるものではないけれど、「今日はちゃんと美味しいものを食べたい」
そんな日に、そっと登場させたい一品です。
ヤングコーン|初体験の燻製野菜
燻製ヤングコーン、人生初。
湯煎で温めていただくと、
燻製の香り、塩の加減、ヤングコーンの甘さが三位一体。

「薄かったら塩を足してね」と言われましたが、
いやいや、このままで完璧。
シャキシャキ食感と上品な香りがクセになります。最高かよ。
ウズラのたまご|万能おつまみ
一口サイズのウズラのたまご。

ビールでもワインでも、日本酒でも何でも合う優等生。
鶏皮|これは面白い!
串焼きのような状態で真空パックされていた鶏皮燻製。
そのまま湯煎していただきます。

鼻に抜ける燻製香と、ムニムニした独特の食感。
こんな鶏皮、初めて食べました。
完全におつまみ特化型。クセになります。
まとめ
・スモークの香りが強すぎず、上品
・脂が甘く、しつこさがない
・塩味控えめで、素材の味が主役
市販のベーコンとはまったく別物で、
「ベーコンって、こんなに美味しかったっけ?」
と素直に思わせてくれる味でした。
大山ドライブの途中に立ち寄って、燻製を買って帰るのがおすすめ。
冷凍販売なので、暑い時期は保冷バッグがあると安心です。
道の駅大山や、ふるさと納税でも入手可能。
素材の味を大切にしたいワイン好きさん、燻製好きさんなら、
間違いなくハマる“森の隠れ家”ですよ。
次は和牛の燻製を食べてみたいです。
店舗詳細
大山あけまの森 ベーコン小舎 Cabaña de tocino(カバーニャデトシノ)
0859-57-4030
営業時間 4月~10月 10:00~16:00/11月~3月 10:30~15:00
定休日 4月~10月 毎週木曜定休日/11月~3月 毎週木曜・日曜定休日
〒689-3319 鳥取県西伯郡大山町赤松313−15
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