マイントピア別子は昭和48(1973)年まで稼働していた「別子銅山」を整備した道の駅で、子供が遊べる施設や温泉があります。
道の駅といえば地元の野菜や名産品などを扱っているのが一般的ですが、マイントピア別子は一味違います。
お土産用のお菓子の他には銅製品やパワーストーン、サハラの砂など多種多様。
銅山については標高750mの山中にある東平ゾーンと、道の駅などがある端出場ゾーンに別れています。
端出場ゾーン
レストランや温泉、砂金採りなど体験施設を備えた「端出場(はでば)ゾーン」。
端出場ゾーンには当時の足として実際使われていた列車がモチーフの観光列車に乗って出かけます。
道の駅の2階にホームがあり、乗車時間は約5分。1時間に3本出ています。
5両編成で、それぞれ趣があるので気分によってどれに乗るか選ぶのも楽しいです。
カゴ車両に乗りましたが、思ったよりも快適でした。
道中、新居浜市出身の声優、水樹奈々さんの可愛らしいアナウンスが流れてきます。
ファンの方はたまらないでしょうね。
端出場マップ
端出場ゾーンのホームは幸運駅。
伊予柑ソフトが売られていたので、食べながら地図を見ます。
伊予柑ソフトは酸味はなく適度に甘く、とても美味しかったです。
鉱山は世界遺産・石見銀山しか行ったことがないのですが、そことはだいぶ様子が違ってポップな印象。
端出場入り
端出場坑道は少しカビ臭いです。そしてひんやりとしています。
銅山を発見した切上り長兵衛さんがお出迎え。
江戸時代の銅山の様子が、人形でわかりやすく展示されています。
とても大きなジオラマがあったり、子供が楽しみながら銅山について学べる遊具があったり、遠足で来たら盛り上がりそう。
地下1000m体験ができる設備もあるので、時間がある方は是非!
当時掘られた坑道の跡。遥か頭上まで続いています。
別子銅山は国内最大規模の鉱脈だそうで、坑道の総延長は700キロ!
水路の跡も残っていて、ノスタルジックな気分になります。
東平ゾーン
日本三大銅山として栄えた時代の産業遺産が残る「東平(とうなる)ゾーン」。
東平ゾーンは道の駅から車で25分ほどのところにあります。
トンネルを5つ抜けた後、看板が出てくるので左折して進みますが、すれ違いできないような細い道が続いていますので、運転に自信がない方は道の駅から出ている観光バスの利用をオススメします。
東平貯鉱庫跡
東洋のマチュピチュと呼ばれる所以の場所。
駐車場の方から下を眺めると結構な高さです。
せっかくなので下に降りてみることにしました。
220段の階段を降りていきます。
当時はインクラインという、荷物を運ぶケーブルカーがあった場所。
結構な運動になります。
下から眺めると圧巻の風景!かっこいいです!!
横から眺めると、マチュピチュ感が出ます。
マチュピチュの本場、ペルーの在日大使もこちらを訪れ、本家マチュピチュ公認です!
東平ゾーンには資料館もあり、当時の生活の様子がよくわかるジオラマや映像が見られました。
映像の解説は、観光列車に引き続き水樹奈々さん。
まとめ
子供連れだと、すごく楽しめる施設だと思います。
東平ゾーンへの道は細い場所もありますが、マイクロバスは通れる道幅です。
マイクロバスとバイクが、ギリギリですれ違っている場所もありました。
運転に自信がない方は、道の駅から1日2便出ている、観光バスの利用がオススメです。
所要時間は2時間程度で、ガイドさんが色々案内していました。
自家用車で行く方も多いので、週末はすれ違いなど大変そうだなぁという印象です。
登山をしている方も多く見られました。
温泉もあり、一日中楽しめる施設だと思います。
マイントピア別子 詳細
〒792-0846 愛媛県新居浜市立川町707−3
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